2017年3月21日火曜日

不審者対策訓練

昨今、連日のように物騒なニュースがテレビや新聞をにぎわしています。

特に昨年の7月には、相模原の障害者支援施設での凄惨な事件がおこり、福祉施設側としても
対策を講じなくてはならない状態です。

本法人でも複合施設であるからこその訓練を日々行っています。
その一つが「不審者対策訓練」です。

地元の警察と協力して、本格的な訓練をおこなっています。
どのような点が本格的かというと

①不審者がいつ来るかわからない(おおまかな時間のみ)
②どこから来るかわからない(敷地の侵入口は無数にあります)
③誰が来るかわからない(警察のかたが本物になりすまされます)
というところです。

マニュアル通りの訓練ではなく、想定外のことが起きた時にどうするかという本番さながらの
訓練です。
3月の訓練の様子です。
ニット帽をかぶり、マスクをしている方が不審者役の警察官です。(まったく知らない人です)



「トイレかしてくれよ」
「なんで貸してくれないんだよ」
男性職員が数名で取り囲み、対応します。 現場は緊迫します。

そこへ通報を受けた警察官のかたが駆けつけ、暴れる不審者役を取り押さえ連行します。

・・・・という訓練です。
不審者役の警察官の方も、訓練後は「驚かせてしまいごめんね」と、子どもたちに笑顔で
話されていました。

その後、講堂に場所を移して、講評や勉強会を行います。


本番を想定しないと訓練は意味がないと言いますが、実行委員の職員さんがしっかり
計画してくれるおかげでしっかり訓練をすることができました。
ホット、一息だと思います。

そして協力してくださった地元の警察官の方(特に山下駐在様)には本当に感謝をしております。
ありがとうございました。