若宮天子宮では本日地元小学校の「どんどや」に際しまして、
お祓い神事をさせていただきました。
「どんどや」と言いますと、最近では「お餅を焼いて、それを食べることで無病息災、
一年間健康で過ごせるように」という目的で行われることが定着しております。
しかし、神道的に言いますと、若宮天子宮では「古神札焼納祭」と申しております。
正月のお飾りや神棚のお札等には神様がそれぞれに入っておられます。
その神様に、ちゃんとした神事を行い、天に昇神していただくための大切なお祭りです。
各小学校、PTAの役員さん方が主になって運営されます。
どんどやの説明も子どもたちにしっかりされておられます。
神事の終わりに、点火をし、積み木と、お札や正月飾りが一気に燃え上がります。
子どもたちはこの点火の瞬間が一番盛り上がり、歓声があがります。
だんだん、規模が縮小され、少なくなっていますが、神道の行事はこの
「どんどや」も含め、日本の古き良き原風景です。
後世に残していきたいものです。