2月は逃げる
ということで、あっという間に2月も終わりです。
写真におさめる間もなく、鬼が来たり、バレンタイン、避難訓練、不審者訓練、マラソン大会に保育園リノベーションと駆け抜けていきました
この作業が、なかなか職人さん泣かせとのことで、作業が思ったようにはかどらず、天井作業で穴あけ・ビス打ちが続くので肩が痛くなるそうです。湿布を何枚も貼ってがんばっています、とのこと。
熊本県玉名市天水町の社会福祉法人です。 児童・障がい・高齢福祉施設でのイベントや日々のことをつづっていきます。
2月は逃げる
ということで、あっという間に2月も終わりです。
写真におさめる間もなく、鬼が来たり、バレンタイン、避難訓練、不審者訓練、マラソン大会に保育園リノベーションと駆け抜けていきました
しばらくブログの更新が滞っていた間に、もう年が明けて、さらに時が進みもう1月も終わろうとしています。写真を振り返ると、鏡餅がもう懐かしく感じてしまうくらい。
ほんの1か月の間だというのに、人の感覚は常に更新されて先の季節、季節へと進んでいるんですね。福祉施設、とくに入所施設では、同じ場所、同じコミュニティにいるので一日、一週間、一か月、一年のリズムが利用者様にとっていかに大切なことかを考えます。
そうそう、1月はどんどやも行いました。どんどやと一緒に焼き芋も。
ちょうど昨日、知人と話をしていた中で、いかに同じ場所で同じことを体験することが大切かという話があり、人がコミュニティ内で同調(シンクロともいうのでしょうか)するのに五感を刺激することが大切で、特に五感の中でも嗅覚・触覚・味覚を刺激することが、この同調にいかに作用していくかというものでした。
このどんどやでは火を焚き、焼き芋を食べていろんな五感を刺激する要素があったなあと振り返ると、「どんどや」という行事もまた、古来からの習わしやただの体験だけでなく、感覚の刺激とコミュニティの形成ということにとても作用するのだと思いました。
リノベーション中の小天保育園で、2階のテラスへと続く大階段の取り付け工事を行いました。この工事のために、大きなクレーン車が保育園にやってくる!ということで、施工の冨坂建設様のはからいで子ども達に見学会を開催してくださいました。
保育園の屋根よりもずっとずっと高くアームが伸びるクレーン車に、子ども達は大興奮!(大人も!)
安全を十分に確保して、見学するときのお約束もして、さあ!初めてのクレーン車の運転席を体験しましょう!クレーンを操縦される方は、これくらいは小さいほうのクレーンですよ、とおっしゃいますが、タイヤも大きくて、運転席も先生の頭より高い位置にあって、みんな興味深々です。運転席に座った子ども達、とっても満足な顔でした。とても良い体験となりました!先日11月20日(日)にエディブルガーデンでワークショップを開催いたしました。
熊本県の「未来につなぐふるさと応援事業」という補助事業を利用して開催したワークショップ。今年の4月からスタートしたエディブルガーデンで初めてのイベント開催です。
小天保育園や若宮児童館・学童クラブを利用してくださっている親子で参加をお願いした本イベントですが、たくさんの方にご参加いただきました!
DIY班とエディブルガーデン班の2班に分かれ、それぞれのワークショップを楽しんで頂きました。
DIY班は、熊本県産の杉材を使用してテーブルとイスを作る本格的なDIYに挑戦してもらいました!玉名市の村田建築設計事務所様と畑岡住建様にご協力いただきながら、作業を進めていきます。
インパクトドライバーなどの工具を初めて使われる方も多く、コツを教えてもらいながら材料を組み立てていきました。普段の生活では、なかなか工具をにぎることはありませんが、良い体験ができました!という声をたくさんいただきました。
完成したときの喜びは格別!出来上がった作品を見るととても立派で、拍手ものでした~!2時間で椅子・小サイズ2台に、大サイズ1台を作成してもらってなかなかハードでしたが、皆さん頑張ってくださいました!
一方のエディブルガーデン班は、エディブルガーデンを見学してハーブの香りをかいでもらったり、里芋堀りの体験をしてもらったり。
保育園や学童でもさつまいも堀りはしますが、里芋は初めてかな?親芋、子芋、孫芋、ごろごろとお芋がくっついていて、おもしろい形をしていますね。
里芋はホイル焼きに。野菜をホイルに包む作業が、思いのほか大人気で、こどもたちの手際のよいこと!さあ、炭火でじっくりと焼いていきますよ~。焼いている間に、子ども達には看板づくりのワークショップも体験してもらいました。昨日は合同避難訓練でした。
天水福祉事業会はひとつの敷地に約10施設が集まっている複合施設なので、毎月の避難訓練のなかで年に数回は施設合同で開催します。有事の際には、施設間での連携が鍵となります。とても大切な訓練です。
本日は抜穂祭でした。小天保育園・睦合保育園・若宮児童館の合同企画。そこに障害部門の第二天水学園もお手伝いさせていただきました!
6月にみんなで田植えをした稲が、4ヶ月かけて育ち、みごとにお米を実らせました。
田植後も、農業のスタッフが水管理などを行い、今夏の猛暑や、台風を耐えて実らせたお米です。
神事を行った後、みんなで収穫体験です。
睦合保育園からも子どもさんが体験に来てくれました。今日はよろしくお願いします、のごあいさつです。
刈り取った稲穂は束ねて、天日干しにしていきます。今回の天日干しは一部のお米だけですので、昔の人の労力といったらすごいですね。子ども達も、要領がわかってくると率先してお手伝いをしてくれました。
今回も、ひまわりテレビさんの取材が入りました。子ども達も、立派にインタビューに答えていましたよ。放送されるのが楽しみです。
なお、今回収穫したお米は、若宮児童館の活動で天水町の独居老人のお宅に訪問して配布をさせていただきます。
今日は、稲刈りなどを通して、お米の大切さを改めて感じました。いつもよりもさらに感謝して、いただこうと思います。
玉名市の音楽アウトリーチ事業で久しぶりにゲストをお招きをして音楽鑑賞をしました。
音楽の都を目指す玉名市では、保育園や小中学校へ訪問をして音楽の豊かさを知ってもらう活動を行っており、今回コロナ禍ということですが久しぶりにこちらの事業を活用して訪問をしていただきました。
今回は、玉名市在住でいらっしゃるメゾソプラノの堀薫さんに来ていただきました。
スピーカーから流れる音楽と違い、直接に聴く音楽・歌は響きや音の広がりが違います。同じ人の体から、こうも響く声が出るものか!と驚くばかり。
知っている曲もたくさん歌って頂き、園児の皆さんも真剣に聴き入っていました。
みんなお行儀よく座って歌を鑑賞していて、さすが小天っこ!
歌はアカペラやピアノ伴奏を交えながら、「もみじ」や「どんぐりころころ」「山の音楽家」など季節の歌をたくさん歌って頂きました。
堀さんのドレス姿もとっても素敵で、女の子なんかはそちらも気になってお姫様みたい!とあこがれちゃいますよね。
子ども達にとっては、ひとつひとつのことが大切な体験。きっと子ども達の心に残る体験になったと思います。ありがとうございました。
そして、今回うれしかったことがもうひとつ。
こういった合同の行事に、久しぶりに高齢施設や障がい者施設の利用者さんも一緒に集ってくださいました。