11月9日は久しぶりの部門合同訓練でした。
初めての試みで、地震が起きた想定で避難訓練→炊き出しの訓練を行いました。
地震後、停電したことを想定して、発電機を使用した炊き出し訓練を行いました。
通常は井戸水を電動ポンプでくみ上げて水道水として使用しているので停電が起こるとこの電動ポンプが停止してしまい、水の供給がストップしてしまいます。
ポンプの動力を発電機に切り替えて、確実に動作するかどうかの確認作業を行います。
発電機に切り替えて無事に蛇口から水が出てきました!
さあ、ここから炊き出し訓練です。
児童・障がいの厨房担当の職員が連携して野菜の切り込み、調理等を行っていきます。
さすがのベテラン調理の方も、このような訓練は初めてとのこと。
お米を8升分と、味噌汁はガスを使用して調理していきます。
お米2升は、ガスが調達できないことを想定して薪を使用して羽釜でご飯を炊きました!
蒸らしてから蓋を開けると、おいしそうなおこげご飯ができました!いい香り!ちょっとしたキャンプ気分です笑
さあ、調理も仕上げにさしかかります。炊き上がったお米をおにぎりにして、皿にとりわけて配膳の準備。
この日の給食は炊き出し訓練で作ったものです。いつもよりは質素な食事内容かもしれませんが、お外で食べれて園児の皆さんは遠足気分だったでしょうか?おいし~い!とみんな笑顔で食べていました。きちんと正座もして、感謝しながら食べてました。
さあ、初めてだった炊き出し訓練。計画もゼロからのスタートだったので大変だったことかと思いますが、みんなで協力して大成功!の訓練となりました。
実際に災害で炊き出しのときには、今日のような訓練どおりにはいかないかもしれませんが、少しの知識、基礎があれば応用ができます。このような積み重ねが大切ですよね。
準備をしていただいたみなさん、お疲れ様でした!
また、今回ご協力・ご支援いただいた業者の皆様、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。